むし歯が奥まで進んでしまい、神経にまでたどりついてしまった場合、「歯を抜きましょう」と診断されてしまうことがあります。
しかし、削られた歯と同じように、抜いてしまった歯も一生元に戻ることはありません。
どんなに優れた入れ歯を作っても、インプラント治療をしても、ご自身の歯に敵うものもありません。
当院では「精密根管治療」を行い、できる限り歯を残せるよう努めています。
他院で抜歯と診断されてしまった方も、まずはお気軽にご相談ください。
このような歯の症状がある方は、根管治療をしなければ歯を残せる確率が少ないといえます。
気になる症状がございましたら、なるべくお早めにご相談ください。
根管治療は、神経が死んでしまっている歯の神経を取り除き、さらにその部分を洗浄し、消毒を何度か繰り返す治療です。通院が必要になるため少し時間のかかる治療ですが、ご自身の歯を残すために頑張っていきましょう!
このグラフは、日常の歯科治療では半分以上の割合で根管治療の再治療を行っていることを表しています。
再治療が繰り返されることによって抜歯になってしまうことが多くなっているのが現状です。
根管治療は“歯の寿命”が大きく左右される
とても重要な治療です!
歯の根管は、複数あるとされています。しかし、曲がっている根管や見つからない根管も多く、通常のレントゲンでは詳しい状態はわかりにくいのです。
そこで、歯科用CTを使って立体的な実像を把握することで、レントゲンでは見逃してしまう根管もしっかりと把握でき、より精密な根管治療が可能となります。
根管だけでなく、歯根の先に溜まった病巣の状態もしっかりと確認することができるため、様々な症状を見つけ出して治療できます。
マイクロスコープとは、歯科用の顕微鏡のことを言います。主に根管治療などこれまでは細かい部分まで肉眼で確認する事ができなかった患部も、光を当てながら最大約20倍まで拡大して治療を行うことができるので、難しい根管治療も精度の高い治療が当院で可能になります。
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